ウツバリ(梁) ★ブリジュラス♂

「ようこそ、テラリウムドームへ。私かい?ただの住人だよ。ここで出逢ったのも縁だ、責任者の元へ案内しよう」
「ここは箱庭だからね。けれど外に行きたいならば言うといい、私が手配しよう。ただし外はドームのように優しくはないよ、自由とはそういうものだ」
「私の奥さんはね、とっても可愛らしくて強いんだ。彼女は公私共に私にとってかけがえのないパートナーなのだよ」
「デュオネロはね、昔からいるから一を言えば十を汲み取ってくれる。……彼も忙しいのは分かっているけれど、そういう子にしか頼めない事って案外多いんだよ」
- おっとり(たべるのが大好き)
- 年齢 / 結構生きてる
- 身長 / 195㎝
- 一人称 / 私
- 他称 / お前 彼(彼女) 君 など色々
各エリアを徘徊するのが日課で、外からやってくる生徒や新入りに一般住人の顔をして何食わぬ顔で接してくる少々お茶目な男。人相がどう見ても一般人では無い上、大概各エリアの隊長達によってバラされているが、全くめげる様子はなく、なんなら徘徊するせいで用があってもなかなか見つからない。
おっとりしており、強面に反して非常に温厚。片目はドームに来る以前に怪我で弱視となっており、その為に一線を引いて、元いた場所を実弟に任せドームに赴任してきた。
のんびりした口調で、仕事合間のおやつタイムの頬張り方がなかなか可愛いと嫁談。
立場通りの高い戦闘能力を持っており、その一撃は重く、いつまでも倒れない砦のような存在として君臨している。
部下についてと、統括としてのウツバリ
ドーム内での部下、つまり隊長達はウツバリがくちなひめの意見と擦り合わせながら信頼できる者を選定している。
特に最古参にあたるデュオネロは彼のお気に入りで、小さな頃から見ているので息子のように思っているとのこと。
全幅の信頼を向けていて、悪いとは思いつつ頻繁に仕事に指名している(実はちょっと鬱陶しがられてるのも知っている)
また最高責任者ではあるが、基本ドーム内の住人には最低限の干渉のみというのが彼らのスタンツで、生態系の維持さえされるなら知らぬふりを貫く。学園も了承済みで、彼が動くことは滅多にない。──というのが建前。
実際には、隊長達には「責任は自分が負うので些細なことでも自己判断で動いていい」と指示し、各エリアをよく知るのは当人達として任せている。
ウツバリ自身も徘徊中に一般人として特折手を貸すもので、(皆統括だと気付いているので)それは止めなさいとしょっちゅうくちなひめに怒られている。
くちなひめとの話
二人とも外から連れられてきた個体であり、現在の妻であるくちなひめと共にドームの自治者として据えられた。
くちなひめとは当初、役目の共同体として形だけの婚姻を結んでいたが、現在に至るまでに仲を育み、やがて恋をして本当の夫婦となった。
現在の管理体制を作り上げたのも二人であり、仕事相手としても生涯を共にする相手としてもかけがえのない存在。
くちなひめのことは「奥さん」「くちな」と呼び、惚気させると長いのだが、妻の話をしている内に照れていくようで最終的に「照れるなぁ」となる。
年齢はくちなひめの方が上で、尻に敷かれてはいないが妻には弱い系夫。食べることが大好きになってしまったくらい、世界で一番奥さんの手料理が好き。
小さなくちなひめを大切そうに抱きかかえている姿がよく見られ、その姿が非常にラスボスみがあるとドーム内でまことしやかに囁かれている。