第9世代、Paldea地方。通称くじデア。
その地方は過去、帝国と呼ばれていた。
帝国時代の名残を残しながら変化していく地方と、その地方の中央に存在する大穴。
その大穴に浪漫と栄華を求めた冒険者達が残した記録を読み解きながら、とある研究室の青年は突如舞い込んできた依頼から、【宝探し】と称してヒトの子と地方を巡ることになる。
※ざっくり用語説明
学園本部、研究室、派遣ギルドの3つの部門があり、研究室と派遣ギルドは卒業後に選択できる就職先のようなもの。
研究室は過去に違法行為で摘発された事があるが、現在は更生され真っ当な施設として各地のテラスタル水晶の解明と、大穴の管理、研究に当たっている。
派遣ギルドは、主にモンスターサイドの就職先で、ここから各所へ派遣され手に職を付ける者が多い。その際はアカデミーが後見人となる。
研究室と連携しテラスタル水晶の対応にもあたる役割も兼任しており、卒業生以外でも審査の上、傭兵として登録することができる。
現在理事はヒト側、モンスター側の二者が任命されており、両者の承認によって初めて学園としての決定となる。
※ヒト側:公式NPC、モンスター側:くじのメインロム環境に従いラウドボーンの青年(現時点モブ)
アカデミーの研究室が細々と研究してい“た”。近年は一人の博士が常駐、そして定期的に派遣される戦闘に特化した研究員だけが出入りをしていたが、博士との連絡が途絶え、同時に大穴の中から逃げてきたと思わしき緋竜をヒトの生徒が発見。
その生徒が緋竜に懐かれてしまったことで、とある研究員が生徒のパートナーとなり、緋竜の保護観察と大穴への調査を内密に依頼されたのが物語の始まりとなる。
内部の者達は外界とは隔絶された特殊な存在として扱われており、例え意思疎通が可能、または穴の外で確認されている種族であろうとも、後見人を付けないと外に出ることは許されない。
また、一部の友好的な個体は、外界の個体同様に意思疎通の為に姿を変えるが、外界とは少々異なる姿を取る個体が多く確認されている。
地方全体で貴族制はほぼ風化しているが、各貴族達は各々の矜恃に従い、存続や領地の統制に尽力し、時代に合わせて社交界を形成する事で繋がりを維持している。
過去に王であった存在は現在はアカデミーへと形を変えており、アカデミーと各地の貴族は相互監視/協力関係にある。
特に北部の広大な雪山を管理するベルグ公爵家は、直下の騎士団による助力から実は強い発言力を持っているのだが、代々当主が温厚かつ平和主義な為に力関係が崩れること無く関係が続いている。
※現公爵のグレシャリオは当主と騎士団長を兼任しているので非常に強い発言力を持つが、権力を振りかざすなんて馬鹿馬鹿しいと考える温厚さの為に、アカデミー側からは密かに「頼むからそのまま貴方が家を維持してくれ」と願われているとか。
テラリウムドーム内の統率と、両学園の理事の三者は友人関係にあり、通信機器による会合も度々行われる。
「様子を見てこい」という名目で各々の信頼できる部下を使ってアナログのやり取りをする事もあるが、これは過去の研究室のやらかし、そして後見となるリスクに対する相互監視も兼ねている(部下にそれを開示しているかは別)
テラリウムドームは限りなく野生に近い状態を維持され、テラスタルの研究にも一役買い、また海上学園でのヒトとモンスターの関係の構築の為に利用されている。
その為、ドーム内にはヒトに対し友好的な個体が多いが、様々な理由から彼らが学園側へ立ち入るには許可が必要で、ドームの個体はドームで一生を過ごすことも。
例外として許可なく出入りできる個体もおり、特にデュオネロ、ノルディーンの二者は互いの学園へも自由に出入りできる立場にある。
※北上の里に関しては追加後に追記予定。
統括:ウツバリ、くちなひめ
┗各エリア隊長:デュオネロ(サバンナ)、ジヴルーン(ポーラ)、※(コースト)、※(キャニオン)
他、隊長4名の部下数名/医療部門などで構成されており、彼らはとあるトレーナー所有としてヒトの生徒が捕獲できないようにされている。
彼らの仕事は主にドームの生態系の管理、生徒とモンスター達の保護。そして隊長たちは学園から依頼され授業のアシスタントも務めることも。時期によっては非常に多忙な中間管理職。
いずれも任命は統括二名の裁量で、組織には『色違い』が多数起用されており、「目立つことでより効果を発揮する存在」として役割を持たされている。
余談だが、エリア隊長はリーグ部の四天王と呼ばれる子供達とは立場が異なり、ドームの中に限り四天王よりも強い権限を持っている。

【課外授業の仲間】













