ノルディーン

ノルディーン(Nolldihn) マスカーニャ♀

「やーん♡……なんて言うと思った? 言うわけないでしょ、ぶっ飛ばすわよ」
「ふーん……そうくるんだ……。それならとっておきで遊んであげようか。頭脳戦なら負けないわよ」
「派手でうるさい馬鹿そうな女を演じてる方が色々都合がいいのよ、私個人はあのタイプ大嫌いだけど」
「お菓子作りは化学って言うでしょ。まぁ料理もできるけどね、楽しいわよ、自炊。アンタもやってみる?」

  • しんちょう(ひるねをよくする)
  • 年齢 / 22歳
  • 身長 / 156㎝
  • 一人称 / 私
  • 他称 / アンタ

橙学園に併設された研究室の研究員。かつ、橙学園お抱えの戦闘部隊の参謀。
高飛車で調子のいい女──ではなく、几帳面で慎重な見た目とは真逆の頭のきれる理論派。
彼女の上司からすると信頼が置ける上に使い勝手がいいのか、橙学園とBB学園のやり取りに使いっぱしられることもあり、行動範囲はたいへんに広い。
「評価してるって言えば何やらせてもいいと思ってんの腹立つ」と御立腹だが、お陰で橙学園サイドでは唯一BB学園側にも顔パスで入れる存在。

現在のような振る舞いに至ったのはたまたま。同性3人でチームを組んでいて、初期にちょっと自分を強く見せようと頑張ったのがそのまま走り出して悪化し、最終的に開き直った。
実際のところ、ノルディーンも嫌々やっている訳でなく最中はノリノリ。何事にも挑戦し楽しめるタイプ。
高飛車な彼女も堅実派の彼女も作っている性格と言ってはいるが、少々勢い付くと猛進するところがあったり、高飛車というには思ったよりも身の丈を心得ている発言が出たりと、両方ともしっかり本人。
変幻自在に挑発やトリックで翻弄しじゃれついて惑わす『掴めない女』を計算でやってのける猛者。

二面性について/ちょっとした話

やるのなら徹底的に、という性格をしているゆえに妥協は許さない。
男を転がしていそうな印象作りをしているが、実際はそんなことは無く、寧ろ強がっているが色々と純朴な方なので、そういう話だけは意図的に逸らす。
本当は肌を隠したいのに「そんなエロいとこ(胸)にホクロあるんだから見せないと勿体ない」との仲間からの意見であの見た目。
更に童顔を気にしてるのを「メイクで意外と変えられるわよ」と言われメイクを研究し、あれよあれよと今のスタイルに。
ノルディーンに自覚はないが、実は押しに弱い方。
ちなみに胸は上げて寄せているので実際はかなり控えめ。ついでに身長も低め。指摘すると引っかかれる。
「デリカシーのない子は嫌われるわよ、坊や?」

生まれは現在属している橙学園が更生する前の研究施設。
その昔、自分より少し年上の男の子が誘拐された時、すぐ下の成績だった彼女は自分でなくてよかった、と心から安堵して、その卑怯な考えに自己嫌悪した。
以降、彼女は積極的に助けを求める個体を保護しており、その中でもペシュリィにはよく懐かれている。

研究室の日のよく当たる一角で転寝するのが癒しの時間。
猫のように端っこで丸まって寝るのだが、たまにそこにペシュリィが加わる。
その姿を見かけるたび、同僚たちがその微笑ましい様子を見守っているのを彼女は知らない。