ペシュリィ(Peciuliy) ★パーモット♂

「こ、困ってない。ほっといてよ、大丈夫だってば」
「サンドイッチって食べにくい……美味しいけど……。手は……やだし……」
「ノル、また出かけるの?ブルーベリー学園って遠いの? ……べ、別に寂しくないし。忙しそうだなって思っただけだもん」
「学校には通ってない、けど、ここで勉強してる。ばかは搾取されるからってノルが言ってたから」
- ずぶとい(うたれづよい)
- 年齢 / 8歳
- 身長 / 120㎝
- 一人称 / ぼく
- 他称 / おまえ
生まれた施設で「さいきのいのり」が使える種族として“その回復力だけを目的に”大事すぎるくらいに育てられてきた過去を持つ。
しかし、訓練として再起の祈りを一度使っただけでも身の危険を感じて、それを強制されたことから施設を脱走、現在は橙学園の研究室に保護されている。
元々身体が強くなく、体格も年齢よりも小柄。
非常に危険な状態で保護されたせいか、今でもヒールボールという回復力の高いボールがなければすぐに寝込んでしまう。
手のひらは力を自由に使えないように覆ってあり、本人的にもそれが安心材料。ゆえにポケットに手を入れがち。
当然ながらあんまり手先は器用ではなく、サンドイッチを食べるのもちょっとへたくそ。
また外に出して貰った事がないので世間知らず。知らない事は素直に受け入れるものの、分からないことを質問するのが苦手。困っているのが分かりにくく、気を許した相手(特に研究室内ではノルディーン)にはベッタリになりがち。
そんな境遇の持ち主だからか、とにかく警戒心が強い。持ち前の図太さで自らの境遇を嘆いてはいないものの、その精神を守る為かとにかく不遜な面が目立つ。
生意気と言うよりは、大人びて動じることなく、ややふてぶてしい。
その代わりか、年相応の臆病さも併せ持ち、ぶすっとしながら被り物の垂れた部分をぎゅっと掴むことも。
一人は寧ろ落ち着くが、孤独は苦手。知らない人は平気だけど、ジロジロ見られると怖がる。
本来は寧ろ身体が大きい方。骨格に大してお肉がなさすぎるだけ。
身を置いている施設の大人に「きっと将来大きくなるぞ」と言われてから、ほんのり未来の自分に期待している。